2016年1/27~2/25までの一か月間弱、『神に背を向ける者』についてのアンケートを設置していました。その結果、十一人の有志の方にご協力をいただくことができました。ありがとうございました。
ご協力いただいた結果を、ここにまとめます。なお質問と選択肢と結果は太字で、管理人の感想は細字で描かせていただきます。
問1 このお話のどこが好きですか?(複数回答可)
・ストーリー 10票
・キャラクター 9票
・世界観 6票
・勇武 4票
・な、何を言っているのか分からねえと思うが俺もどこか分からねえ 0票
えー、まずは皆様。非常にマークをつけづらいボケをかましてしまいまして申し訳ございませんでした。最後の「な、何を~」ってやつね。一回言ってみたかったんですよ。
回答を一つに絞る必然性も感じなかったので複数回答でお伺いしました。
結果、ストーリーとキャラクターが好評だったようで大変嬉しいです。どちらも苦心したところですので。
また、世界観も好きだと仰ってくださった方が六人もいらっしゃったようで。自分の世界観はDQらしからぬ雰囲気だと自分では思っているのですが、それでも認めて下さった皆様には感謝申し上げたいと思います。
そして勇武好きの四人の方。画面の前でボクと握手!(気持ちで)
一緒に他CPファンを攻撃することのない、辺鄙な高山に咲くお花のような勇武スキーを目指しましょうね! でもこれ、私自身が一番修練必要な気がするぞ! フフフ!
問2 このお話を読んで印象に残ったことを教えて下さい。(複数回答可)
・ストーリー展開から目が離せなかった 7票
・仲間同士の掛け合いが楽しかった 7票
・勇者って何だろうと疑問が沸き起こった 5票
・やっぱり勇武はいいなと思った 3票
・仲間同士の恋愛も悪くないなと思った 3票
・これは本当に恋愛中心なのかと考えた 1票
・ホモみを感じた 0票
・貴様に教える筋合いはない 0票
こちらも「貴様に教える筋合いはない」などと乗りづらいボケをかましてしまい、すみませんでした。
「ストーリー展開」、「仲間同士の掛け合い」にたくさん票をいただきまして、ホッとしております。ストーリーも掛け合いも一番こだわりたいところではあるのですが、どちらも匙加減が難しいですから。
「勇者って何だろう」はシリアスな意味でなのかギャグな意味でなのか、私の質問が曖昧なために分かりづらくなってしまったのですが、どちらでもいいです。ありがとうございます。
勇者って何なんですかね。うちのお調子者は結構キワモノっぽくなってしまいましたが、楽しんでいただけたようで何よりです。
「仲間の恋愛」も思ったより票をいただけました。どのあたりが特に良さそうだったのか具体的に聞いてみたいものですが、きっとあのあたりだろうといただいたコメントを参考に思いを馳せたいと思います。
「恋愛中心かどうか考えた」は、私が質問を置いた当初から期待していた良い方向に捉えさせていただきます。恋愛中心なんじゃないですかね、きっと。ですが読んだ感想は皆様のものです。私が強いるものではございません。
そしてホモみは0だったようです。まあ、拙宅NLCP中心サイトですからね。あと、いい感じに麗しく仲良くしている美男二人もいませんでしたからね。そういう目にならない方が多かったのだろうと思います。
ちなみに管理人は男の子攻めと女の子受けのコラボ、それとブロマンスが主食ではありますが、他もイケるクチです。もし何となくこの質問に印をつけるのがはばかられてしまったという方がいらっしゃいましたならば、「ありがとうございます」と笑顔で申し上げたい所存です。
本編だと成り立たないCPは、パラレルワールドを作ってそこで成り立たせてしまえばよかろうなのだ……これぞn次創作の創作、三次創作の神zあっもういいですか。ハイ。
問3 ストーリーについて、どの辺りのエピソードが心に残っていますか?(複数回答可)
・闇の眷属の事 11票
・勇者の事 5票
・伝説の事 5票
・旅立ちの事 4票
・滅びた村の事 4票
・鎖国潜入の事 4票
・砂漠の墓の事 3票
・高熱の事 3票
・試練の事 3票
・眠れる村の事 2票
・迷子勇者の事 1票
・夜の町の事 1票
・生贄の事 1票
・田舎者奮闘の事 1票
・人攫いの事 0票
・愛の形の事 0票
・大穴の先の事 0票
・その他SS 0票
凄い。「闇の眷属の事」が100%印象に残ってるそうです。やったね。
次いで「勇者の事」「伝説の事」と、どちらもお話の重要な部分に票をいただけています。他にもフーガの過去に触れた「滅びた村の事」、勇武、および勇者的に一大事だった「砂漠の墓の事」「高熱の事」「試練の事」「鎖国潜入の事」もまとまった票をいただけていて「なるほどなーふふふー」と思いながら見ていたのですが、意外だったのは「旅立ちの事」他初期の話に複数票が入っていたことです。何せこの初期がなのかというと、これらを書いていた時期ははるか昔、七年ほど前。今でも見返す度に(文章的に)「ヒエッ…」となる部分が多々あるところなので、意外性と喜びとで大変びっくりしました。
驚いたと言えば、「愛の形の事」に票が入らなかったのも意外でした。まあ、無理ないですね。ロマンの欠片もない告白場面でしたし、最後の正真正銘のヤツの方がインパクト大でしたでしょうから。
問4 一番気に入ったキャラクターを教えて下さい。
・サタル(男勇者) 5票
・スラン(男盗賊) 3票
・カノン(女武闘家) 1票
・フーガ(男戦士) 1票
・ルネ(女魔法使い) 1票
・アリア(女賢者) 0票
・キラナ(女商人) 0票
・テング(男遊び人) 0票
問5 問4で答えたキャラクター以外に好きなキャラクターがいましたら教えてください。(複数回答可)
・サタル(男勇者) 3票
・アリア(女賢者) 3票
・フーガ(男戦士) 2票
・テング(男遊び人) 2票
・キラナ(女商人) 1票
・スラン(男盗賊) 1票
・カノン(女武闘家) 0票
・ルネ(女魔法使い) 0票
この二つはまとめて見ていきたいと思います。
「人物投票なんて、虚しいことになるの目に見えてるからやらない」などと言っていたくせに、それに近いことをやってしまいました。でも虚しいことにならなくて良かった。
結論から言うと、サタル強い。
さすが主役。あれだけひねくれた理屈をこねこねしていても、活躍の機会に恵まれた上に、キメるところを(それなりに)キメられたからでしょうか? 想像の域を出ませんが、この結果は予想外です。
問5を私のミスで最初から入れておかなかったためにきちんとした計測はできていませんが、それにしても勇者がある程度人気を集めているのは事実。これはすごい。すごいぞ勇者。良かったね!
それから驚いたついでにスランのことを。余所様や公式イラストに比べ、大分頼りない「お前は本当に、他職の追随を許さない人気を誇り、かつその名前外見共に親しみやすさを誇る通称『ぞっくん』の一人なのか?」と尋ねたくなるような男盗賊でしたが、意外にも票が入りましたね。
これは「ぞっくん」ゆえの結果なのか、それとも彼のキャラクター性ゆえの結果なのか……何にしても良かったね!
フーガとアリアは「中堅」とでも言えばいいのか。彼ららしい結果だなと思いました。キラナとカノンの姉妹は、まあ最終話がああだったしこんな感じかなっていう印象です。それにしてもカノンの口調は、本当に最後まで申し訳なかった。
そしてルネとテング。コイツら、よく票が入りましたね。テングなんて0票を予想していただけに、入った時は「ほおー」と声が出ました。
それにしても、全員好いてもらえて良かった…良かったね……!
問6 サイト上部からハッサン先輩が見つめてきていたと思いますが、その感想を聞かせて下さい。
・見守られているのをひしひしと感じた 3票
・何かが芽生えそうになった 3票
・ハッサン先輩は素晴らしいなと思った 3票
・見つめられてドキッとした 1票
・ハッサン先輩の眼差しが心地よかった 1票
これ、すごく聞いてみたかったんですよね。思わず回答必須にしてしまうくらいに。
見守られているのを感じた皆様。きっとハッサン先輩の視線を、終始意識していらっしゃったことでしょう。相手の視線が気になる。これは恋の症状です。
何かが芽生えそうになった皆様。その何かは恋です。間違いありません。
ハッサン先輩は素晴らしいと思った皆様。そうでしょうそうでしょう。ハッサン先輩は内外ともに魅せる男ですから、皆様もきっと恋に落ちてしまったことと思われます。
見つめられてドキッとした方。その鼓動の高鳴り……十中八九恋ですね。
ハッサン先輩の眼差しが心地よかった方。視線を好ましく感じた。それ即ち恋です。
アンケートの結果、答えて下さった全員の方がハッサン先輩に恋をしてしまったということが分かりました。
もう。ハッサン先輩ってば、罪なお・ヒ・ト……❤
問7 拙作『神に背を向ける者』について、何か一言ありましたらどうぞ。
こちらのお答えは、このページ下部にございます。お心当たりのある方、ご確認くださいませ。
あたたかいコメントを、ありがとうございました。
以上、質問七つの結果まとめでした。
このDQというジャンルの創作界隈、特にサイトというものが廃れつつ今日この頃で、これだけの方にご協力をいただくことができまして、馬鹿の一つ覚えのように繰り返し言っていて申し訳ないですが、大変嬉しかったです。
アンケートを見ながら、「やばい恐れ多い」「書いてよかった」「ヒエッこれ本当に私の書いたものに対する感想なのかな……」などと、感慨に耽っておりました。「個」を追求しがちな昨今、その中で特に個人によって形の様々に変化しがちなDQⅢというジャンル、しかも勇武というドマイナー極まりないものがメインのCP小説だと謳っていたにも関わらず、私の一匹狼全開な「個」の形を辿ってくださいましたこと、大変ありがたく何とお礼を申し上げたらよいものか分かりません。
皆様。日々忙しい現代社会を生き抜いておいででしょうに、このような辺境サイトの小説、およびアンケートにご協力くださり、誠にありがとうございました。
今後ともご縁がありましたら、不肖管理人ともども、拙宅をご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。ご縁がなかった皆様も、どうかハッサン先輩だけは好きでいてくだされば幸いです。
そしてここまでこのページをお読みくださった皆様。お付き合いのほど、ありがとうございました。
20160228