企画長編案補足

 

昨日の記事を後から見返して、「これ一見さんにはまったく分からないヤツじゃあ……?」とビビったので補足です。

管理人はぶっちゃけブログに限らずこのサイト全体を自分の独り言をぶちこむための倉庫のつもりで扱ってるので、ついつい他人様に分かりやすく説明するという親切な物書きとして必然だろう態度が欠けてしまう傾向にあります。

ですが、さすがに昨日の記事はあのままだと全DQプレイヤーのトラウマを喚起させるだけになりかねないので。私の絵にそこまでのトラウマ喚起力があるとは思わないんですけど、私の書くものは無意識に仄かに暗くなる傾向にあるらしいので、念のため。

 

 

 

昨日の落書きの元ネタは、「忘れられた話」っていう、恐らく一年以上前に思いついて書きたい書きたい言ってた話なんです。

時空を超えてⅨの世界に集められた主人公達が力を合わせて魔王の地図クエストをクリアするんだけど、その後自分の世界に帰ってみたら自分たちに関する記憶が一切なくなっててそれどころかかつての仲間たちと戦わなくちゃいけなくなるっていう、完全に原作ガン無視自分得作品なんですけど。

でも自分得作品なんで書いたら絶対楽しいだろうななんて思っているんですが、うまい構成が思いつかないんです。それでずっと保留にしてます(笑)

台詞だけはぽんぽん浮かんでくるんですけどね。構成に納得できない。

 

で、しかも内容が少し重くなりそうなんですよ。主人公たちvs仲間たちのガチバトルが勃発するので、当然死傷者が出る。

 

そしてこれまた面倒なのが、書き手である自分の性癖でして。私は殺伐ネタが大好きなんですけど、元来血がむやみに出たりスナック感覚で生き物が死んだりするようなものをあまり好まない性質なんです。

 

自分でもこの性癖をどう説明したらいいのか分からないのですが、どうも私の好みのさじ加減は難しいらしくて。

完全にこれは好みの問題なのですが、誰も傷つかない都合のいいバトルモノはギャグやコメディ以外で書きたくないし、生き様と死に様がイコールになっているような死に様にロマンを抱くバトルモノは、アクションメインでもない限り、私には好んで書くことはできないんだと思います。

あまり細かく語ろうとすると私のやりたくない「嫌いなモノ語り」になってしまうので、大雑把にまとめると、「そのキャラクターやストーリーを振り返った時に、イイ意味で判然としないモノが残るような作品」が好きなので、そういうのを書きたいです。

 

だからこの「忘れられた話」(ちなみに仮題です。「お気の毒ですがry」や「忘却の書」といった他のタイトル案とどっちにしようか迷ってます。でも前者にして仮に検索に引っかかるようなことになったら嫌だなあ…)も、もう少し細かいところをちゃんと詰めて、心構えをしっかりしてから書きたいです。でもそんな時は、よっぽど時間や気力に余裕が出て来ないと無理だから、今すぐは不可能でしょうね。

 

 

でもたまに前回のような落書きを書くかもしれないので、その時は注意書きや解説を入れるようにしようと思います。